「びほーる」ガイド

2021年4月9日
 

 

2012年8月19日オープン

地域の芸術・文化の拠点施設 美幌町民会館「びほーる」の魅力をお伝えします!

 

~「びほーる」の名前の由来~

 びほーるの愛称については町内はもとより道内外、遠くはドイツからの応募も含め276点の愛称が寄せられました。お寄せいただきました愛称につきましては、中学生・高校生を含めた「愛称審査委員会」で審査を行いました。その結果、札幌市在住の森 将樹 様に応募していただきました愛称「びほーる」が採用されました。 

 森様が「びほーる」に込めた想いは以下のとおりです。

【愛称応募用紙より抜粋】

今回考えた、美幌町民会館第1ホールの愛称「びほーる」は英語表記だと【 be hall 】となります。英語でbe動詞は様々な使われ方をします。様々な主語(I・He・She、etc)と共に使われ、その主語に合わせ変化していく。美幌町民会館もbe動詞のように色々な人が集い、ただのホールではなく日々変化し、常に新しいものに進化していき、美幌町民会館から新しいものを発信できる会館になってほしいと思い、「びほーる」という愛称にしました。

 

 

舞 台 

 

 

プロ02.gif

旧第1ホールと比較すると3倍の広さになった舞台。床は木曽産の総檜張りとなっており、広さ16m・高さ9m・奥行14mで両側にある舞台袖スペースを合わせると、オホーツク管内最大の広さとなります。 

舞台は、客席から見ると額縁のように見える「プロセニアム型」(左写真)となっており、その上部は可動式となっています。

また、天井のバトン・サスペンション等は全て電動式となっており、操作者が安全かつスムーズに作業ができるように配慮されています。

 

 

 反射板01.gif

音響反射板は通常、未使用時には天井につるしてありますが、びほーるでは道内初となる「アーム式」を導入し、舞台奥に収納しています。

このことにより、未使用時の安全性を高め、バトンやサスペンションのスペースを確保するなど、画期的なシステムになっています。

びほーるの象徴ともなる舞台は、演劇・コンサート・講演会等あらゆる用途に対応できるよう作られています。

 

客席スペース 

 

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ご来場の皆様に快適にご鑑賞いただけるよう、幅52cm・座席間隔1mと、管内で最もゆとりのある座席となっております。客席数は499席(車いす席6席分は一部座席を取り外すことで確保可能)、小さなお子さんがいても安して鑑賞できるよう親子席5席(防音ガラス張り 右写真)も用意し、合計504席を用意いたしました。また、中央列を千鳥配置することにより見やすさに配慮いたしました。

びほーるの客席は、長時間でも快適に過ごせるように作られています。

 

 

この他にも 

 

  ホワイエタペストリー

 

びほーる正面玄関から入ると、左側には美幌峠のタペストリーが掲げられています(右写真)。

このデザインは、旧第1ホールで使用していた緞帳(どんちょう)のデザイン(レプリカ)です。

ギャラリー右側の壁には展示スペースを準備し(写真左)、絵画や書道、写真などの作品展示を可能としています。

びほーるは入口から文化を感じていただくことができるようになっています。

 

 

 トラックヤード 大道具庫  音響照明機器

 

この他、舞台裏には11tトラックが入る屋外型搬入口(左写真)、舞台セットの製作や組立ができる大道具庫(中央写真)、デジタル対応の音響卓・照明卓をはじめとした機器(写真右)、温度・湿度が一定に保たれているピアノ庫など舞台を支える設備が充実しています。

また、全館ユニバーサルデザイン設計により、全ての方が使いやすい施設となっているほか、駐車場を広げ、障がい者用を含めて113台の駐車スペースを確保しています。

「びほーる」は、たくさんの知恵と工夫により、皆様によりよい文化を発信します。

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