☆☆☆くらすわ美幌 第6話☆☆☆☆
それではさっそく第6話
第6話“定番”
私はですね、毎日楽しいわけですよ!
例えば朝の風景。
外気温-15℃。
太陽に照らされて眩しく光り輝く一面の雪。
澄み切った空気に鮮やかなオホーツクブルー(綺麗な水色に近い空)
静けさの中、ギュッギュッと音を鳴らし、舞い上がるパウダースノー。
冬の美幌を見たことがない人には、ぜひこの景色を見て欲しい、感じて欲しいです。
先日は、本州でも大雪が降ったそうですね。
ですが、本州のそれとは世界が全く違うんです。
あまりの綺麗さに言葉を失います。決して寒いからではありません。
ある日のこと。
20歳の先輩とコンビニに行く機会がありました。
道中、彼は何故だかすでにニヤニヤしています。要注意です。
(理由は第4話以降参照)
案の定、彼は仕掛けてきました。
「茂さん、あれっすよね!やっぱ冬といえば肉まん、肉まんと言えばスキー。みたいな。」
「!?」
予想を上回る難問にしばし言葉を失います。トンチか?
頭の中を整理する時間が欲しい。
しかし、彼は私に暇を与えず言いました。
「あれっ?やっぱ冬といえば肉まん!肉まんと言えばスキー!」
聞こえてるしっ!
勢いを付けて言われても・・・
触らぬ神に何とやら
精一杯の愛想笑いでかわさねば。と思いつつも、やはりそこは私。
気になる・・・
・・・
勇気を出して聞いてみました。
「どういうこと?」
「肉まん食べると地元(置戸町・おけとちょう)のスキー場を思い出すんですよね。」
「?スキー場の食べ物ってカレーとかラーメンのイメージなんだけど。」
「それは都会のスキー場です。小さいスキー場では肉まんとかたこ焼きっすよ。」
そうなんですね。
まあ、彼の話なので話半分くらいに聞いておきますが、私に置き換えれば夏のプールでかき氷を
食べるような定番度合いなんでしょうかね。
@@@@あとがき@@@
当然ながら、北海道には、あっちこっちに大小さまざまなスキー場があります。
小学校の校庭は水を撒いてスケートリンクにしている所も。
そんな風景を見るだけでも北海道を感じますし、何気なく入った靴屋さんでさえ北海道らしさに楽しくなります。
(靴底を見せる販売方法はこちらならでは)
毎日あっちこっち気になりますが、やはり今、気になっているのは“そっち”。
そう、ソチオリンピック!“sochi.ru2014!”
なんと!我が美幌町(人口約2万1千人)からソチオリンピック、パラリンピックに5名もの選手、コーチが参加しています!
凄いです!
(詳しくはこちらから)
http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/docs/2013102900015/
こちらに来るまで冬季オリンピックといえば、フィギュアスケートしか知らなかった私ですが、
美幌町出身の方がこんなに出場するということですので、楽しく学んで一生懸命声援を送りたいと思います!
ちなみに、我がまち美幌町の可愛らしい名前のスキー場“リリー山スキー場”に、肉まんはありません。
ガリ○リくんはあります。
良かったですね。
(メニュー一覧はありませんが、リリー山スキー場のページはこちら)
http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/docs/2010101900176/
では、またいつの日か。