☆☆☆くらすわ美幌 第8話☆☆☆☆
それではさっそく第8話
第8話“宇宙人来襲”
私はですね、毎日楽しいわけですよ。
例えば“春の訪れ”
姉さん、こちら美幌ももう春です。
雪は融けてなくなり、小鳥がさえずり、空も明るくなってきました。
ここ美幌は不思議なことに、温かくなると同時に爽やかな風が吹き渡ります。
もうすぐ桜も咲くことでしょう。
今朝、出勤途中にこんなものを見つけました。
そう!“ふきのとう”です!!
玄関開けたら2秒でふきのとう♪
ビックリです!感激しました!
家の横を流れる川沿いの斜面に一面のふきのとう!
嬉しさのあまり、斜面を駈け降り写メを撮りまくりました。
そしてこの喜びを伝えようと職場のみなさんに見てもらいました。
はい。全員沈黙・・・。ふーんって感じ。
・・・
きっと僕は宇宙人なんだな。
・・・
落ち込んでいたところ、あまりに静かになってしまった雰囲気を察知した二十歳の先輩が場をとりつくろってくれようとしました。
『置戸(おけと:彼の出身町)もなんというかその辺にバアーッて、もうそこら中ってカンジでありまして、みんな結構バッバッバッ!って
採るんでワアーッてなってました!みたいな・・・』
・・・
擬音語が多すぎて誰も理解できません。
ありがとうございました。
あなたもきっと宇宙人なんですね・・・
@@@あとがき@@@@
春は人を挑戦する気持ちにさせてくれますね。
私の周りにもそんな光景が沢山・・・
『今日はチャリ(自転車)で来ちゃったっス。失敗ッス。』と寒さに顔面蒼白で呟いている農政グループのG先輩。
もともとオシャレ好きであったとは思いますが、何を思ったか突然ヘビ柄のネクタイをしてきたR先輩。
・・・
きっと春の仕業です。
みなさま、美幌に車でお越しの際は、どけどけオーラ全開の二十歳の先輩の車に気をつけながらゆっくり走ってみてください。
ここ美幌には春を感じる風景、光景がそこかしこにたくさんあります。
それがどんなに幸せなことか。
初めての美幌の冬を越して今しみじみと感じることの一つです。
今日の一コマ
空き地で野球をする少年達。春ですな。
では、またいつの日か。