山菜採りでの事故に気をつけて!!

2016年6月14日

 毎年、山菜採りの時期には、多くの遭難事故が発生しています。いったん事故がおきますと、捜索活動に当たる地元市町村をはじめ、関係機関・団体・家族に対しても多大な負担が掛かることになります。山菜採りに出かける際は、事故に遭わないよう次のことについて心構えをするようにしてください。

 

 

行き先を必ず家族等に知らせましょう

 ●行き先、帰宅予定時間などは、必ず家族等に知らせておきましょう。

 ●「自分だけの秘密の場所だから」では、万一の場合、捜索が大幅に遅れることになります。

 ●入林する際は、所有者への許可を得てから入林しましょう。

 

単独での入山はできるだけ避けましょう

 ●山菜採りに夢中になり、方向を見失い迷うことがあります。同行者との位置関係をお互いに確認することが大切です。万一の場合は、一人が救助を求めることができます。

 

目立つ服装等に配意しましょう

  ●赤や黄色系の服装がより目立ちます。仲間へ自分の位置を知らせたり、非常時に発見されやすくなります。

 ●ヘリコプターへの合図は、傘や風呂敷を振ったり、鏡の反射光も有効です。

 ●天候の急変に備え、雨具や防寒具等の携行が大切です。

 

 

通信手段(携帯電話、無線機等)や笛、ラジオ、非常食、テープ、懐中電灯等を携行しましょう

 ●最近は、携帯電話のエリアも広がり、山中でも高いところでは、通話可能な場合があります。

 ●笛、ラジオ等の音のでるものは、熊除けや自分の位置を知らせるのに役立ちます。

 ●アメ、チョコレート、ビスケット等は非常食になります。

 ●入山コースの要所にテープやリボン等で目印を付けると、いざというときに役立ちます。

 ●懐中電灯、ペンライト等は、万一の場合の必需品です。

   

迷ったら落ち着いて行動しましょう

 ●迷ったときは、まず、自分の位置がどこなのか冷静に判断して下さい。無闇に歩き回らず、体力の消耗を抑え、落ち着いて捜索隊を待つなど慎重な行動が必要です。

 ●万一の場合は、家族等から捜索願いが出され、捜索隊が救出に向かいますので、発見されやすい場所、野宿に適した場所を早めに探すことが大切です。

 ●笛を吹いたり、ラジオのボリュームを上げると捜索隊への合図になります。 

 

 

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耕地林務グループ(使用しない)
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