美幌町のまちづくりの取り組み(都市計画)
都市計画の概要
都市計画とは「良いまちづくり」のための計画です。
「良いまちづくり」のため、「土地利用」「都市施設の整備」「市街地開発」の3つのアプローチから、まちづくりに取り組んでいます。
総合計画の計画期間が10年(美幌町は11年)であるのに対し、都市計画の計画期間は20年であることから、即効性よりも、より長期的な視点に立って、取り組む性質の計画・取組です。
現在美幌町では、平成21年度に策定した「 美幌町都市計画マスタープラン 」に基づいて、まちづくりを進めておりますが、人口減少や少子高齢化の進展を起因とした、将来の都市機能の喪失や空き家・空き店舗の増加など、様々な課題に対応するため、新しく「立地適正化計画」を策定することになりました。このページでは、立地適正化計画の策定と、都市計画マスタープランの見直しの概要について、ご説明します。
都市計画マスタープラン
都市計画マスタープランは、長期的な視点から都市の具体的な将来像を描き、土地利用の基本的な方向や都市構造のあり方など、今後のまちづくりの方針を示すものです。
都市計画マスタープランの位置づけや、他の計画との関係性は下記のとおりです。
美幌町都市計画マスタープラン
現在の第2期美幌町都市計画マスタープラン(平成21年策定・平成27年一部改訂)については、こちら からご確認いただけます。
都市計画図
美幌町の都市計画決定の内容は、こちら からご確認いただけます。
また、用途地域の解説については、こちら からご確認いただけます。(外部リンク・国土交通省HP)
都市計画マスタープランの見直し
現在の都市計画マスタープランは、策定から10年以上が経過したことや、都市計画マスタープランの高度化版と位置付けられている立地適正化計画の策定とセットで、現行の都市計画マスタープランを見直しすることになりました。
令和4年度から取り進めている都市計画マスタープランと立地適正化計画の策定経過(アンケート・審議会等)については、こちら のページで経過を詳しく説明します。
立地適正化計画
人口減少・少子高齢化やモータリゼーション(車社会)の進展などから、将来の更なる空き家・空き店舗の増加や、中心市街地の都市機能の低下が懸念されるため、コンパクトなまちづくりを目指す計画づくりと、必要な施策の推進が必要です。
具体的には、医療・福祉・商業施設や公共施設などのまちの中心にあるべき「都市機能」が、まちの中心地にまとまって集約することで利便性が向上し、併せて、住宅地域と中心地のネットワークを、公共交通や道路などのネットワークで結び付けることによって、「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」のまちづくりを目指す計画で、この計画の実行によって、町民の皆さまにとって、より住みやすいまちづくりを目指すものです。
美幌町もすでにコンパクトシティであるとは言われているものの、アンケートにも多く意見のある「公共施設の点在」や「わかりづらい位置にある」など、今後の公共施設等の整備は、この立地適正化計画の策定を機に、立地(場所)も町全体を見渡したうえで、十分検討していくべきと考えているところです。
都市計画マスタープランと立地適正化計画の両計画は、整合が求められることはもちろんのこと、一体で推進する必要があることから、美幌町では、同時策定を目指し、取り組んでいるところです。
令和4年度から取り進めている都市計画マスタープランと立地適正化計画の策定経過(アンケート・審議会等)については、こちら のページで経過を詳しく説明します。
立地適正化計画のイメージ
策定(検討)の体制
2つの計画策定について、本町では以下の体制で取り進めます。
※ 都市計画審議会(委員名・任期・審議内容)については、こちら からご確認いただけます。
【参考】 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(区域マス): 北海道策定の上位計画(外部リンク・北海道HP)
問い合わせ先
建設部建設課都市整備グループ 電 話 77-6551
E-mail tosiseibig@town.bihoro.hokkaido.jp