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ヒグマは冬眠明けの春先には、食べ物を求めて広く動き回ります。雪解けの早い春の山菜採りに適した場所は、ヒグマの採食地でもあります。山菜採りなどで山に入るときには、ヒグマと出会うことのないよう、次のことに十分注意してください。
※ ヒグマに遭遇しないことが一番大切なことです
山に入る前には、ヒグマの出没情報を、新聞・テレビあるいは地元の人に聞くなどして集め、気を付けるようにしましょう。
ヒグマはどう猛な動物であると思われがちですが、本来は憶病で人を警戒しており、基本的に人を避けて行動しています。したがって、なるべく複数で行動するとともに、声を出して歩く、鈴をつけて歩く、時々手をたたくなど、人の存在を積極的に知らせるようにしましょう。
視力は人の方がヒグマよりも優れています。また、ヒグマは登山道や人の踏み分け道を、日中は避けていても夜間・早朝・薄暮時には利用していることがありますので、見通しの悪い時の行動は控え、明るくなってから行動するようにしましょう。

ヒグマのフンや足跡は、ヒグマがそこに居たという証拠です。ヒグマが まだ近くにいないか状況をよく見極め、時には引き返すことも必要です。
ヒグマにとって、残飯や生ゴミなどはごちそうになります。ゴミは全て持ち帰るようにしましょう。ヒグマは学習能力が高く、執着心も強いため、いったんこれらの味を覚えてしまうと「人=食べ物を持ってくるもの」と学習し、人に対する警戒心を忘れて近づくようになり、次にその場所を訪れる人を危険におとしいれます。
※ 冷静になることが大切です
落ちついて状況を判断してください。ヒグマがこちらに気づいていないなら、ヒグマを注視しながら、静かにその場を離れましょう。このとき、急激な動作や大声を出してはいけません。
冷静に行動してください。ほとんどの場合は、ヒグマの方からその場を立ち去るものです。退避する場合は、ヒグマの動きを妨げることのないよう、移動する方向を見定めながら退避してください。追い払おうとして大声を出したり、物を投げつけたりしてはいけません。ヒグマを興奮させ予期せぬ行動を誘発することになり、大変危険です。
慌てないでください。ヒグマが人の気配に気付いた時に、立ち上がることがあります。これは、ヒグマが周辺の状況を確認したり、逃げる方向を探るために行うもので、人を威嚇するものではありません。
近くには必ず母グマがいます。母グマは特に神経質で、子グマを守ろうと襲って来る可能性が非常に高く危険です、直ちにその場を離れましょう。
一度ヒグマの手に渡った物は、ヒグマの所有物と考えてあきらめ、直ちに離れてください。ヒグマは執着心が非常に強いため、取り返そうとする行為は大変危険です。
ヒグマ対策については、住民皆さんからの出没情報をもとに行っています。
ヒグマの姿を見たり、足跡や食べた跡を発見した時は速やかにご連絡ください。