セイヨウオオマルハナバチ

アカゲライラスト

2006年に柏が丘公園で見つかった外来種、セイヨウオオマルハナバチ。この年と翌2007年には、元町、三橋、青山北、青葉、稲美など町内のあちこちで生息が確認されました。

また、2007年はついに人家の土中に巣をつくったものも発見されました。

情報をお寄せくださった多くの皆さんに心よりお礼申し上げます。

セイヨウオオマルハナバチ

○どうして増えているの?

もともと、トマトなど農作物の花粉媒介用に海外から持ち込まれたハチです。

ハウスのなかだけで仕事をしている分には、高品質な実ができる、作業の省力化による作付面積の増加、減農薬につながる、等、農業にとても役立っていました。しかし、残念ながらハウスから逃げ出したハチが野外で増えてしまいました。

 このハチは寒さに強いので、北海道在来のマルハナバチたちがまだ活動しない時期から、飛び回り、巣づくりに適した場所を確保することができます。つまり、北海道のマルハナバチのなかには営巣場所をめぐる競争に負けるものが出てしまうのです。また、セイヨウオオマルハナバチは繁殖力がたいへん強く、北海道のマルハナバチに比べてとても多くの次世代の女王バチを生み出します。

 これらのことから、今、網走管内でも非常に個体数や生息域を増やしています。

○どんな問題が起きるの?

<地元の生き物に悪影響>

 エゾオオマルハナバチが巣づくりに適した場所をめぐる競争に負けて、激減した地域が道内にはあります。また、植物のなかには、セイヨウオオマルハナバチに盗蜜されることによって、うまく種子をつくることができなかったものもあります。

<人家の土中に巣をつくるものも>

 この場合、セイヨウオオマルハナバチたちは、巣を守ろうとして、巣に近づくものに対して攻撃的になることがあります。人家の敷地内に巣が作られた場合、人間が巣に近づく可能性が高くなり、その場合は危険です。

<間違われて、誤って捕獲される北海道のマルハナバチがいる!>

 特にエゾオオマルハナバチは、セイヨウオオマルハナバチと似ているので、誤捕獲されることがあります。ただでさえ、セイヨウオオマルハナバチとの競争に負けてしまいがちなのに、加えて人間にセイヨウオオマルハナバチと間違えられて捕まえられてはかないません。

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