北海道のカブトムシ

今では、美幌のあちこちに生息しているカブトムシ。

でも、30年前を思い出してみてください。

美幌にはいなかった、と思いませんか?

カブトムシ

○ どうして北海道に住みついたの?

北海道のカブトムシは、道外から持ちこまれたものの子孫と考えられます。

・養殖場からの逃げ出し
昭和43年~47年頃につくられたカブトムシ養殖場(後に網を破られて閉鎖)の近辺でカブトムシの大発生が起きました。
また、既に周辺にカブトムシが住みついたあとで、養殖場をつくった地域もありました。
・他に・・・
 樹木の根回しのなかに混じって運ばれてきた
 売れ残ったカブトムシを捨てた
 飼っていたら、逃がしてしまった
などがあります

そして、逃げ出したカブトムシたちは、林内で樹液をなめ、堆肥などに卵を産んで増えていきました。

○ どんな問題が起きているの?

  • 農業被害
    大発生した時にスイカやメロンなどウリ科作物を加害したことがあります。他ほかはあまり知られていません。
  • エサ場の競争
    成虫のエサである樹液をめぐり、もともと北海道に暮らしていた昆虫たちと競争が起こっている可能性があります。

ふるさとの自然や身近かな昆虫を守るため
ボクたち・私たちにできること!

現時点では、目に見える大きな被害は出ていないので、特にカブトムシの駆除などは行われていません。

野外で捕まえてきたカブトムシを飼ったり、ほかの子にあげたりと楽しんでいる人も多くいます。

ただし、北海道のカブトムシは人間が持ちこんだ外来種です。北海道の虫たちを守るため、飼育する時は、こんなことに気をつけてください。

  • けっこう力が強いです。
    逃がさないように、しっかりしたケースで飼おう。
  • 弱ってきても、最後、死ぬまでちゃんと飼おう。

※ もしも、カブトムシをだれかにあげるときには、「外来種だから、逃がさないように飼ってね」と必ず約束してください

~ 弱ってきてかわいそうだから、放してあげる ・・・

これはペットにとっては、無責任に捨てられたことと同じです。

・・・最後、死ぬまでたいせつに飼おうね

○ 企画展「実は身近な外来種」展示内容

アライグマセイヨウオオマルハナバチ飼育のルール放流について

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