環境教育目的の事業で、外来種を放流しないために

これまでも、多くの団体や教育機関などで、稚魚やホタルなどの放流が行なわれてきました。これらは、子どもたちの自然体験や地域の自然保全を目的とし、地域の大人たちがよかれと思って行ってきたことでした。

ただ残念なことに、
放流する生き物は、その土地のものではなく、道内外から譲られたものを増やした、あるいは購入したものである場合も多かったのです。

 しかし、今、外来種問題という観点で考えると、よそから持ってきた生き物の放流は、その目的であった環境教育や地域の自然保全にはふさわしくないことが明らかになってきました。

 なぜならば、その生き物が自力で移動できる範囲を超えて、人間がよその生き物を入れた場合、外来種がを導入したことになり、地元の自然に悪影響を与える可能性があるからです。

 また、放流された生き物も、新しい環境に適応できずに、死んでしまう可能性もあります。

 「昔みたいに、生き物が豊かな自然を子どもたちに見せたい」

 せっかくの気持ちがあっても、なぜ生き物が減ったのかもわからず、減った理由も改善せず、ただ、よそから持ってきて放流するのでは、よい結果にはならないと思いませんか。

 このような放流のかわりに、子どもたちと一緒に地域の自然を調べたり、遊んだり、観察会を行う、という方法はいかがでしょう。

○ 企画展「実は身近な外来種」展示内容

アライグマセイヨウオオマルハナバチ北海道のカブトムシ飼育のルール

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