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山菜採りの事故にお気をつけください
事故にあわないために
毎年山菜採りの時期には、各地で多くの遭難事故が発生しています。
山菜採りに出掛ける際は事故に遭わないよう、また、実際に遭ったときのことを考え、次のことを心掛けましょう。
1 家族に知らせる
○行き先・帰宅予定時間は、必ず家族等に知らせましょう。
○「自分だけの秘密の場所だから」では、万一の場合、捜索が大幅に遅れることになります。
2 単独での入山は避ける
○山菜採りに夢中になり方向を見失うことがあります。同行者との位置関係をお互いに確認することが大切です。
3 目立つ服装
○赤や黄色系の服装がより目立ちます。仲間へ自分の位置を知らせたり、捜索隊への目印になります。
4 用具の準備は怠らない
○山の中でも標高が高いところでは、携帯電話での通話が可能な場合があります。
○笛・ラジオ等の音が出るものは、熊除けや自分の位置を知らせるのに役立ちます。
○アメ、チョコレート、ビスケット等は非常食になります。
○コースの要所にテープやリボン等で目印を付けましょう。
○懐中電灯・ペンライト等は、万一の場合の必需品です。
○天候の急変に備え、雨具や防寒具等を用意しましょう。
5 迷ったら落ち着いて行動
○迷ったときは無闇に歩き回らず、落ち着いて捜索隊を待つなど慎重な行動が必要です。
○万一の場合は、捜索隊が救出に向かいますので、発見されやすい場所、野宿に適した場所を早めに探すことが大切です。