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数値で見る美幌の"おいしい水"

ページID:0002207 更新日:2024年12月2日更新 印刷ページ表示

水質基準に適合した安全で安心な水を皆様にお届けするため水質管理を徹底しています。しかし、普段から口にする飲む水ですので「おいしさ」も大切な要素です。美幌町ではこの「おいしさ」の要件についても水質検査を実施し、「安全、安心、おいしい」水づくりを目指しています。

おいしい水ってどんな水?

おいしさを感じる条件は、味だけではありません。「におい」もおいしさを左右する大きな要素です。また、天候や温度など、水を飲むときの条件も、おいしさの感じ方に影響を与えます。では、「おいしい水」とはどのような水なのでしょう?目安として厚生労働省の「おいしい水研究会」がおいしい水の要件値を次のとおり示しています。

おいしい水の画像

おいしい水の水質要件

おいしい水研究会が示したおいしい水の要件値と内容です。

おいしい水の基準
水質項目 要件値 水質項目の内容
蒸発残留物 30~200mg/L 量が多いと苦味・渋味等が増し、適度に含まれるとコクのあるまろやかな味となる。
硬度

10~100mg/L

カルシウム・マグネシウムの含有量を示し、硬度の低い水は癖がなく、高いと好き嫌いがでる。
遊離炭酸 3~30mg/L 水に爽やかな味を与えるが、多いと刺激が強くなる。
過マンガン酸カリウム消費量 3mg/L 不純物や過去の汚染の指標であり、量が多いと水の味を損なう。
臭気強度 3以下 水源の状況によりいろいろな臭いがつくと不快な味がする。
残留塩素 0.4mg/L以下 水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味を悪くする。
水温 最高20℃ 以下 水温が高くなるとおいしくないと感じる。冷やすことでおいしく感じる。

美幌町の水道水は?

 美幌町の水道水の数値です。いずれも要件値をクリアしていて「おいしい水」であるといえます。

おいしい水基準

よりおいしく飲むために

美幌町の水道水はそのままでも十分おいしく飲んでいただけますが、より一層おいしく飲むには水道水の温度と残留塩素が関わっています。

汲み置きする

汲み置きするの画像

水道水には塩素が入っていますので、大きめの口の広い清潔な容器に入れて、一晩程度汲み置きすると、塩素が程よく抜けておいしく飲むことができます。ただし、塩素が少なくなると細菌が繁殖しやすくなりますのでご注意ください。ふたを閉めて冷蔵庫などに保存し、3日程度で使い切るようにしましょう。

冷やす

水を冷やすの画像

ジュースやビールなどは冷やして飲むとおいしいですが、水道水も同じように冷やして飲むと清涼感が増してさらにおいしく感じます。

沸騰させる

沸騰させるの画像

沸騰させると残留塩素を効果的に減らせます。沸騰したらふたをとり、3~5分そのままにしておきます。そのあとは火を止めて冷ましてから、冷蔵庫などに入れます。保存方法は「汲み置き」と同様です。