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病院長 西村 光太郎
当院は、昭和24年の開設以来、町民の皆様の命を守り、健康と暮らしを支える使命を担い、職員、関係者一丸となって維持、発展して参りました。
現在では、99床の病床と、内科(一般内科、消化器内科、呼吸器内科、循環器内科)、整形外科、小児科、脳神経外科、放射線科、泌尿器科、眼科、リハビリテーション科の診療科目を有し、24時間365日の救急医療体制を堅持しております。
令和6年4月より、認知症専門医でもある脳神経外科医師、画像診断の専門医である放射線科医師が赴任し、すでに様々な業務に携わり当院のなくてはならない柱の一つになりました。
町内の介護福祉施設、医療機関、域内の高次医療機関と連携して、患者さんに切れ目のない良質な医療を提供できるように、職員一丸となって、心を込めて診療、日常業務を実践しています。
私は令和3年4月に院長職について早4年4ヶ月が過ぎました。全国の多くの病院と同様、長引くコロナ禍、そして厳しい職員体制の中、職員の力を総動員して、どうにか綱渡りで診療や予防接種などの活動を維持してきたというのが4年を終えての実感です。
これからは目の前に迫る課題への対応だけではなく、町内外の関係者と協力しながら時代や要望に合わせた改善を継続していきたいと考えております。
最近は当院のみならず、日本中の医療機関、介護施設で職員の確保に苦労しています。若年人口の減少、流出が止まらない中、医療需要はむしろ増加しており、職員の確保こそが病院の維持において最重要課題です。当院の求人情報に目が留まりましたら、ふるってご応募くださいますよう、よろしくお願いいたします。Uターン、Iターンでのご応募も大歓迎です。一緒にこの地域に暮らして、ともに地域医療に貢献しましょう。
最後になりましたが、当院の運営にご協力いただいております町民の皆様、行政、関係機関、介護福祉事業所、町内外の医療機関の皆様に、この場をお借りしまして深く御礼申し上げます。これからもご協力の程どうかよろしくお願い申し上げます。
令和7年8月1日 病院長 西村 光太郎