ブックサード

　子どもの成長にとって大切なものの1つに“言葉の獲得”がありますが、本離れや活字離れの傾向が続くと言葉の世界に入る機会が少なくなります。幼い頃から本に親しみ、読書の喜びや楽しみを知ることは、言葉の獲得に一役買うことでしょう。
　“朝読書”や“10分間読書”など、各学校において学年に応じた読書指導が行われ、家庭においては“家読“なる言葉が生まれるほど読書の大切さが謳われています。
　図書館では“読書”が生活に根ざした日常の習慣となることを願い、小学校入学という節目に小学校1年生へ1冊の本を贈っています。贈った本が、家庭での読み聞かせは親子の心を通わせ、学校では子どもたち共通の話題となり、読書への興味関心を向上させることを願っています。

令和7年度贈呈式

ブックサード事業の取り組み

目的

　小学校入学という節目に、1年生に児童書（絵本）を贈呈することにより、本に関心を持ち豊かな心と好ましい読書習慣の形成を図るとともに、親子が読書について語り合えるきっかけづくりを行う。

事業の概要

• 新1年生を対象に各学校で贈呈式を行い、図書館職員から児童に絵本等を手渡す。
• 成長期に応じた絵本の紹介、よみきかせ資料の配付等に努め、事業の各家庭への浸透を図る。
• 図書館内に「ブック3（サード）コーナー」を設置し、児童の絵本の整備、成長期に応じた図書の紹介を行う。

ブックサード・パックの内容

1. 本1冊
2. としょかんガイド（子ども向け図書館利用のしおり）
3. 1ねんせいのためのおすすめのほん
4. ほんだな（読書記録帳）
5. 子どもに読書の楽しさ伝えましょう（保護者向け資料）

ブックサード用絵本の購入方法

　絵本については、図書館職員が選定後、地元書店から購入。

美幌町ブックスタート実施の流れ概要

【実施準備】配布絵本などの準備・確認
【実施】図書館職員によるブックサードパック手渡し
　[おはなしのへや]第3木曜日　15時00分〜15時30分　幼児・児童への読み聞かせを実施
　[ブックサードコーナーの開設]選定図書の他、おすすめのほんとして紹介している本をコーナーに設置

ブックサード・パックの内容

絵本

「ぼくのがっこう」
鈴木　のりたけ／作
PHP研究所

としょかんガイド

美幌町図書館利用のしおり

1ねんせいのためのおすすめの本

1年生向けのおすすめの本ガイド

ほんだな

読書記録帳

子どもに読書の楽しさ伝えましょう

保護者向け資料

平成24年度からの配布絵本の紹介

• 24年度　「しゅくだい」　宗正美子／原案　いもとようこ／文・絵　岩崎書店
• 25年度　「おこだでませんように」　くすのきしげのり／文　小学館
• 26年度　「ともだちや」　内田麟太郎／作　降矢なな／絵　偕成社
• 27年度　「ぼくがおおきくなったら」　くすのきしげのり／文　いもとようこ／絵　佼成出版社
• 28年度　「ぼくはぼくのほんがすき」　アニタ・ジェラーム／作・絵　評論社
• 29年度　「りんごかもしれない」　ヨシタケシンスケ／作・絵　ブロンズ新社
• 30年度　「6さいのきみへ」　佐々木正美／文　佐竹美保／絵　小学館
• 31年度・令和元年度　「ぼくだけのこと」　森　絵都／さく　スギヤマカナヨ／え　偕成社
• 令和2年度　「みんな生きている」　中川　ひろたか／ぶん　きくち　ちき／え　小学館
• 令和3年度　「ぼくとがっこう」　谷川　俊太郎／ぶん　はた　こうしろう／え　アリス館
• 令和4年度　「だいじょうぶかな いちねんせい」　くすのき　しげのり／作　うめだ　ちづる／絵　ひかりのくに
• 令和5年度　「にんきものいちねんせい」　つちだ　のぶこ／作　小学館
• 令和6年度「らんらんランドセル」　モリナガ・ヨウ／作　めくるむ

ブックサードコーナー

児童読み物コーナーの窓際にブック3（サード）コーナーを設置しています。
その年の1年生に配布された本やその他オススメの絵本や読み物、オススメ本のリストなどもありますので
いろんな本をたくさん手にとって、お気に入りの本を見つけてね。

※写真は2023年のものです

R7 (2025)1年生のためのおすすめの本 [PDFファイル／741KB]

おはなしのへや

豊かな人間性を育て、読書への関心を芽生えさせるための絵本・紙芝居の読み聞かせを実施しています。

日時：毎月　第3木曜日　15時00分〜15時30分
　※月ごとに開催週が変わる場合がございます。詳しくは広報などでご確認ください。
場所：図書館2階視聴覚室
対象：3歳～10歳位の幼児・児童とその保護者