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地震に備える
もしもの時に備え、日頃から準備を!!
地震そのときの行動〈家にいるとき〉
火の始末をする
- ストーブ、炊事の火、風呂の火、タバコの火、仏壇の線香など使っている火を全て消す。
- ガスの元栓を全て確実にしめる。
- ガス漏れがあればタバコの火など火気使用の禁止を周辺に徹底する。
- 電気のブレーカーを切る。
身の安全の確保
- 「火を消して」と大きな声を出して、自分の家族の意識と目的をはっきりさせる。
- そうしながら身の安全を守る行動をとる。乳幼児をとっさに守る。
- テーブルや机の下などに入る。
- 座布団などの手近の物で頭を守る。
- 冷蔵庫、ピアノ、食器棚、タンス、本棚などから離れる。
- 出口の確保。
- 中高層住宅(マンションなど)では玄関ドアや避難通路への戸を開け放つ。
- 慌てて外へ飛び出さない。
隣近所と協力する
- 火事のときは大声で知らせましょう。
- 近所の出火は、消火に駆けつけましょう。
- ガス漏れは、すばやく近所に周知しましょう。
- 高齢者世帯の安全を確認し、安全確保の協力や手助けをしましょう。
- デマに惑わされないよう、お互いに注意しましょう。
- 正しい情報を確認し合い、浮き足立った行動をおさえましょう。
余震に備える
- 一部屋を安全地帯にして、全員そこで寝起きするようにしましょう。また、倒れたり動いたりしなかった家具類も、余震で倒れるかもしれないので、安全を確認しましょう。
- ブロック塀や門柱、壁、各種の付属物の崩壊や落下、崖や土手の崩落などを警戒して近寄らないようにしましょう。
地震そのときの行動〈外出中のとき〉
街頭では
- 落下物を避けて、ビルなど建物からすばやく離れ、安全と思われるところへ非難しましょう。
- 持ち物か両手で頭を守りましょう。
- 店頭のショーウィンドウなどのガラスや自動販売機などの転倒の危険から遠ざかるようにしましょう。
車を運転しているときは
- 前後の車の注意し交差点をさけて道路左端に停止。緊急車両を優先させるようにしましょう。
- 道路状況が不明、信号がつかないなどで走行できなくなります。ラジオで情報を良く聞くようにしましょう。
- 車を離れる場合はキーをつけたまま、ドアロックもしない。
- 行楽地などにいるときは
- 海べりでは、地震を感じたらすぐに高所(高台)へ移動する。高所がなければ、できるだけ海から遠く離れましょう。
- 崖地、傾斜地、土手などからすばやく離れる。
人の集まっているところでは
- 階段へは絶対に走りよらない。また非常口目指してあわてて移動しない。
- ガラスや陳列棚からすばやく離れ、落下物から頭を守って、その場の様子を見ましょう。
乗り物内では
- 電車、バス、列車など全て停車します。
- 乗務員の指示に従いましょう。
- 列車内にいるときは、勝手に外に出ないようにしましょう。
駅などでは
- 落下物から頭を守りましょう。
- 階段へ走り寄らない。
- 線路に入らない。
- 構内放送や係員の指示に従いましょう。
我が家の耐震チェック
外壁の落下、塀の倒壊の危険はありませんか?
過去の地震の事例からも分かるように、ブロック塀の倒壊は非常に危険です。家具の転倒の危険はありませんか。冷蔵庫、食器棚、タンスなど大きいものはできるだけ壁につけ金具で固定するとより安全です。照明器具は鎖などで固定します。高いところに重いものを置いていませんか。家具のうえにテレビなどの重いものを置くと、地震時の落下による怪我の原因になりますのでやめましょう。食糧等の備蓄はしていますか。被災してまず必要なのは食料と水です。家族が2・3日しのげる量が目安です。いざというときのために家族で話し合い、万が一のために家族で避難場所の確認や、落ち合う場所を決めておきましょう(家族が一緒のときに災害がおこるとは限りません)。
地震の揺れと被害
震度0 人は揺れを感じない。
震度1 屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。
震度2 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。眠っている人の一部が目を覚ます。
震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人がいる。
震度4 かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが目を覚ます。
震度5 多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。
震度6 立っていることができず、はわないと動くことができない。
震度7 揺れにほんろうされ、自分の意思で行動できない。