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びほろエコハウス完成まで

ページID:0002594 更新日:2024年12月2日更新 印刷ページ表示

びほろエコハウス完成までの経過

全国からの応募の中で選ばれた20の自治体が、環境省平成20年度環境共成地域づくり補助金『21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業』を受け、それぞれの地域の気候風土や特色を生かしたモデル住宅の実現と普及に取組みました。
美幌町は、全国20箇所の自治体の一つに採択されました。
モデル住宅(エコハウス)建設にあたり、設計者のプロポーザル型企画提案を次のとおり公募しました。

募集概要

  1. 主催者/美幌町
  2. 建設地/網走郡美幌町字美禽258番地1ほか
  3. 敷地面積/約5,100平方メートル (都市計画区域外)
  4. 構造・規模/木造(在来工法)2階建以下
  5. 住宅面積/約260平方メートル

本事業のプロポーザルの質を高める視点から、環境省専門家の助言を得て北海道内の設計者を対象に、平成21年7月に3度の勉強会を開催。
第1回 平成21年7月3日 びほろグランドホテル 13時00分~17時00分
 自立環境型住宅設計法総論  講師 鈴木大隆氏(道立北方建築総合研究所長)ほか
第2回 平成21年7月10日 町民会館 13時00分~17時00分
 エネルギーの削減に向けた戦略他  講師 福島 明氏(道立北方建築総合研究所居住科学部長)ほか
第3回 平成21年7月11日 町民会館 9時00分~15時00分
 快適さと低炭素づくりの住まい他 講師 小室雅伸氏(北海道建築工房主宰)ほか

小室雅伸氏による勉強会

小室雅伸氏による勉強会の画像1

勉強会が本事業の普及に果たした役割
全道各地から34事業所等が参加し、各講師による省エネルギー基準説明により参加設計者の住宅技術の向上、太陽光等の新エネルギー効率分析、エネルギーの計算方法、美幌町の環境負荷低減住宅の取組み、環境共成型住宅の電気等使用量低減によるCO2削減効果等を勉強会を通 してPRすることができ、21世紀環境共生型住宅モデル住宅(エコハウス)建設促進事業普及に果たした役割は極めて高いものであります。
建設にあたり、設計者選定のプロポーザル型企画提案書を公募しました。

8月18日に一次審査会を開催し、19件の公募を7名の審査委員で審査し、5件の企画提案者を選びました。

8月24日の二次審査会では、5件の企画提案者からそれぞれプレゼンテーションを行い、その様子は同時にインターネットで配信されました。これらの審査会の結果、堀尾浩建築設計事務所 主宰 堀尾浩氏が設計者と決定しました。
平成21年10月7日、堀尾浩氏により設計書が完成しました。
設計者の堀尾浩建築設計事務所のびほろエコハウス「美幌の家」のコンセプトは、(1)美幌の自然と呼吸する家でありたい。(2)美幌の森で育まれた「木」でつくる。(3)多世帯の農家モデル住宅としての試みであります。
入札により高橋・宮田特定建設工事共同企業体が選ばれて、平成21年11月30日工事を着工しました。(高橋工務店・宮田建設については、美幌町が推進しているFSC森林認証とCoC(Chain of Custody)認証の美幌ドットコムクラブの会員であります。)
平成22年1月25日、『21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業』美幌町エコハウス構造見学会&セミナーを開催しました。構造見学では設計者である堀尾浩氏により現地説明を実施し、84名の参加がありました。また、セミナーでは、アルセッド建築研究所代表・芝浦工業大学名誉教授の三井所清典氏の基調講演をいただきました。
平成22年3月26日、びほろエコハウスが完成

平成22年3月28日、美幌町エコハウス完成見学会&講演会が開催されました。完成見学会では、およそ100名の参加者がありました。また、講演会では建築家 工学院大学教授 中村勉氏の講演をいただきました。

小室雅伸氏による勉強会の画像2小室雅伸氏による勉強会の画像3
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