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現在、網走市、美幌町、斜里町、小清水町、大空町、清里町の1市5町にて、廃棄物中間処理施設の広域化を検討しています。各市町から複数の建設候補地が提示される中、第三者(有識者)を含む委員会による評価を重ね、最終的に美幌町字報徳(下水終末処理場周辺)の候補地が最も高い評価を受け、1市5町の市町長会議において正式に建設候補地として決定されました。
このたび、廃棄物処理の現状や広域化の経緯、評価委員会での評価結果等について、皆さまにご報告し、ご理解を深めていただくための説明会を開催いたします。
事前申し込みは不要ですので、お気軽にお越しください。
令和7年7月11日(金曜日)午後6時30分から
しゃきっとプラザ 1階 集団健診ホール
令和7年7月12日(土曜日)午後3時00分から
町民会館 1階 小ホール
※両日とも同一内容です。
・美幌町字報徳78番地ほか 美幌下水終末処理場周辺
※詳細は建設候補地 [PDFファイル/816KB]をご覧ください。
斜網地区(網走市、美幌町、斜里町、小清水町、大空町、清里町)で構成される「斜網地区廃棄物処理広域化推進協議会」では、各市町のごみ処理施設の老朽化や最終処分場のひっ迫、今後の人口減少や人材不足、費用の増加といった課題に共通して直面しているため、広域で焼却処理施設の整備を検討してきました。
焼却処理を行い埋め立て量を減らすことで、最終処分場の建設という大きな環境負荷を低減させることができます。また今後の人口減少を見据え、複数の市町で1つの焼却処理施設を運営することで各課題の解決にも繋がり、経済性にも優れます。
国の方針により、ごみをそのまま埋め立てることは原則禁止となりました。そのため、中間処理が必要になっています。
生活への影響(騒音、振動、悪臭、水質など)を避けるため、施設建設前に「生活環境影響調査」を実施します。施設は生活に影響が出ないように設計され、調査結果は公表を予定しています。
昔の焼却施設とは違い、最新の施設ではごみを高温で燃やすことでダイオキシン類を分解しています。法規制も強化されており、煙に含まれる塵はフィルターでしっかり取り除かれ、きれいにしてから大気中に放出されます。
令和13年10月から令和14年7月頃を目標としています。
現在の一般ごみ(混合ごみ)から、「可燃ごみ」「不燃ごみ」に変更となる予定です。
分別方法や変更時期はあらためて皆さまにお知らせします。
美幌川に近く、ハザードマップにも入っているため、洪水リスクがあることを前提に、盛土による地盤のかさ上げや、浸水防止設備(止水版、防水シャッターなど)の導入、重要機器の上階設置など、災害時にも機能を維持できるような設計が検討されます。