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令和7年11月12日(水曜日)に美幌町民会館において「斜網地区廃棄物中間処理施設に関する町民説明会」を開催しました。
現在、1市5町(網走市、美幌町、斜里町、小清水町、清里町、大空町)では、廃棄物中間処理施設の広域整備に向けた検討を進めており、本年6月に美幌町字報徳(下水終末処理場周辺)が建設候補地として決定されたことを受け、町ではこれまで全町民や自治会、各種団体を対象に説明会等を開催してきました。
本説明会では、説明会等の実施状況や、これまでに寄せられたご意見やご質問を踏まえ、建設にあたっての懸案事項や地域課題への対応状況、今後の予定についてご説明させていただきました。
今後も町では、構成市町と連携しながら、持続可能で安全・安心なごみ処理体制の構築に取り組んでまいります。
令和7年11月12日(水曜日)午後6時30分~午後6時55分
美幌町民会館3階 中ホール
14名(報道機関含む)
斜網地区廃棄物中間処理施設に関する町民説明会 資料 [PDFファイル/1.62MB]
美幌町字報徳78番地ほか 美幌下水終末処理場周辺
※詳細は建設候補地 [PDFファイル/816KB]をご覧ください。
斜網地区(網走市、美幌町、斜里町、小清水町、大空町、清里町)で構成される「斜網地区廃棄物処理広域化推進協議会」では、各市町のごみ処理施設の老朽化や最終処分場のひっ迫、今後の人口減少や人材不足、費用の増加といった課題に共通して直面しているため、広域で焼却処理施設の整備を検討してきました。
焼却処理を行い埋め立て量を減らすことで、最終処分場の建設という大きな環境負荷を低減させることができます。また今後の人口減少を見据え、複数の市町で1つの焼却処理施設を運営することで各課題の解決にも繋がり、経済性にも優れます。
国の方針により、ごみをそのまま埋め立てることは原則禁止となりました。そのため、中間処理が必要になっています。
生活への影響(騒音、振動、悪臭、水質など)を避けるため、施設建設前に「生活環境影響調査」を実施します。施設は生活に影響が出ないように設計され、調査結果は公表を予定しています。
昔の焼却施設とは違い、最新の施設ではごみを高温で燃やすことでダイオキシン類を分解しています。法規制も強化されており、煙に含まれる塵はフィルターでしっかり取り除かれ、きれいにしてから大気中に放出されます。
令和13年10月から令和14年7月頃を目標としています。
現在の一般ごみ(混合ごみ)から、「可燃ごみ」「不燃ごみ」に変更となる予定です。
分別方法や変更時期はあらためて皆さまにお知らせします。
美幌川に近く、ハザードマップにも入っているため、洪水リスクがあることを前提に、盛土による地盤のかさ上げや、浸水防止設備(止水版、防水シャッターなど)の導入、重要機器の上階設置など、災害時にも機能を維持できるような設計が検討されます。