本文
美幌博物館特別展「蛍が舞う風景」では、毎月、浮世絵作品(3枚連続作品)の一部を展示更新
しています。
今回新しく展示しましたのは「ほたるがり」です。歌川(うたがわ)豊国(とよくに)(三代)が1848年(嘉永元年)に描いた3枚連続の木版画で、川のほとりで、男女6人が蛍狩(ほたるが)りを楽しんでいます。手に持っている団扇(うちわ)と蛍かごは、蛍狩りを楽しむには欠かせないグッズです。
川の水色と道端に生えている草むらの緑色が、画面いっぱいに広がり、水辺の明るい雰囲気を感じさせる作品となっています。ぜひ御覧ください。