ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > 税金 > 税のお知らせ > 国民健康保険税の税率改正(令和7年度から)

本文

国民健康保険税の税率改正(令和7年度から)

ページID:0011663 更新日:2025年2月1日更新 印刷ページ表示

国保税改正パンフレット

令和7年度 国民健康保険税率の改正内容

 令和7年度の国民健康保険税は、現行税率に対し、所得割+2.40%平等割+2,000円 となります。

(※介護分対象外の方は、所得割+2.00%、平等割+800円)

 なお、均等割は、現行税率のまま据え置きとしています。

R7改正後税率

  • 所得割 : 国民健康保険への加入者の所得に応じて負担
  • 均等割 : 加入者一人につき定額で負担
  • 平等割 : 一世帯につき定額で負担

税率改正による影響額(年税額)

 世帯構成・年収(所得階層)ごとの影響額は次のとおりです。右側にいくにつれて高い年収(所得階層)となっています。

 モデルケース

※(7)課税限度額超過世帯については、今回の税率改正に伴う増加はありませんが、令和7年度に課税限度額の引き上げが予定されています(現行:106万円 → 引き上げ後(予定):109万円)

美幌町の国保財政について

 近年、団塊の世代の後期高齢者医療保険への移行による国保加入者の著しい減少と、医療の高度化などによって「一人当たり医療費が増加」しています。

 このことから、加入者の減少幅と、医療費の減少幅は比例せず、「一人当たり保険税の負担割合」は増加傾向にあります。

 そのため、毎年収支不足が生じている現状ではありますが、必要な保険税収入の一部を、保有している基金(貯金)で補いながら、税率については大きな見直しを行わず据え置く中で、「加入者の負担軽減」を図ってきました。しかしながら、これ以上、基金(貯金)に頼る収支不足の解消は非常に厳しい状況となっており、このままでは将来の国保制度の維持・運営に支障が出ることが予想されています。

 国民健康保険は、病気やけがの際に安心して医療を受けられるよう、加入者の皆さまに納めていただく保険税収入と、国などの公費によって成り立っています。

 「町民誰もが安心して医療の提供を受けられる国保運営の維持」のため、早急な収支不足の解消が課題となっており、あわせて北海道が目指す「統一保険料化」を見据えた税率の設定が必要となっています。

医療費の説明

美幌町の税率と標準保険税率の比較(※医療分・支援分・介護分の合計)

 
  所得割 均等割 平等割
 令和6年度現行税率 10.50% 42,000円 42,000円
令和7年度改正後税率 12.90% 42,000円 44,000円
 標準保険税率(令和6年度公表) 13.27% 45,768円 44,327円

 

今後の税率改正の見通し

 令和7年度においては、加入者一人当たりで負担いただく「均等割」は特に低所得者層への影響を考慮し据え置き、「所得割」と「平等割」の増にとどめているため、今後においても、段階的な税率の見直しが必要な状況にあります。

  将来的な加入者負担と国保財政運営の安定化のため、納付金や標準保険税率、残る基金(貯金)を勘案のうえ、毎年度、税率改正の必要性を検討します。

 美幌町ホームページ 「国民健康保険の制度・都道府県単位化」

 北海道ホームページ 「国民健康保険に係る納付金及び標準保険税率の公表について」<外部リンク>