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将来都市像と全体構想

ページID:0006992 更新日:2025年3月4日更新 印刷ページ表示

 美幌町都市計画マスタープランは、上位計画に即して、都市計画の観点で総合的なまちづくりを実践します。

そのため、第6期美幌町総合計画の基本目標のうち、「住みやすく、人が集まる基盤をつくるまちづくり」と共有を図りながら、北海道が定める「美幌町都市計画区域マスタープラン」に示される都市づくりの基本理念を踏まえることとします。

更に、美幌町自治基本条例、町政施行100周年を迎えた際のキャッチコピーに込められた想いを念頭に、美幌町の将来都市像を「自然と人の共生が地域を創る美しいまち」としました。

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都市計画の目標

 将来都市像を実現するため、都市計画で対処すべき課題を踏まえて、「歩いて暮らせる便利なまちづくり」「街並みと緑が調和する、つい出かけたくなるまちづくり」「防災力を共に創り、高め合う安全・安心なまちづくり」と3つの目標を設定しました。

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 歩いて暮らせる便利なまちづくり

 人口減少によって市街地の低密度化が進むことで、住民の暮らしを支える様々な生活サービスの低下、行政コストの増加による新たな負担や地域経済の衰退が懸念されます。

今後も続く少子高齢化の進展と人口減少を避けることは困難ですが、同時策定した立地適正化計画と連携し、将来人口及び世帯数を想定しながら、長期的視点でまちの適正な規模を設定します。

市街地においては、生活サービスの提供に必要な施設を可能な限り集約し、それらを中心とした歩いて行ける範囲に住む場所を確保するとともに、第1次産業に代表される地域資源を活用した産業間の連携による地域経済の活性化を目指し、必要な土地利用展開や企業誘致を促進します。これらにより、都市機能の維持・向上を図り、本町の特性である農林業をはじめとした豊かな自然環境とまちの更なるコンパクト化を両方実現することによって、自然と人が共生する持続可能な賑わいあるまちづくりを進めます。

街並みと緑が調和する、つい出かけたくなるまちづくり 

 緑豊かな自然環境は、生物の多様性を育むとともに、訪れる人にうるおいやゆとりをもたらすほか、美しい都市景観は人々の行動を促し、交流や活動を活性化させます。そして、人が行動するためには、何よりも心身ともに健康であることが条件であることは、言うまでもありません。これからの時代は、豊かな自然環境との調和を意識したまちづくりの取組や、地球温暖化防止実行計画(区域施策編)(仮)に基づくゼロカーボンに向けた行動と地球環境にやさしい取組を促進します。加えて、誰もが楽しく出歩きたくなる、ウォーカブルな環境づくりに取り組み、健康で心豊かに過ごせるまちづくりを進めます。

防災力を共に創り、高め合う安全・安心なまちづくり 

 近年我が国では、集中豪雨などの自然災害が激甚化しており、本町においても市街地が網走川と美幌川に囲まれていることから、両河川の合流点付近を中心として、洪水浸水等の災害リスクが懸念されています。

突発的な自然災害への対応は容易ではありませんが、災害リスクの高い地域から低い地域への居住誘導や、国、北海道との連携の下で、治山・治水事業などの防災対策、「自助」「共助」「公助」によるハード・ソフトの一体的な減災対策により、災害に強く、将来にわたり安心して暮らしていくことができるまちづくりを進めます。

全体構想 

 将来の人口動向を踏まえた、立地適正化計画で定める都市機能・居住誘導区域により、まちのあるべき規模をイメージして、必要な行政サービスを維持することや、都市計画事業による都市計画税をはじめとした町民負担の増加を抑制するべく、官民連携した各種拠点の充実や誘導施策などにより、市街地の低密度化を抑制するとともに、今後特に中心部において増加が見込まれる空き家などの低未利用地の利用促進により、更にコンパクトにまとまった市街地形成を図ります。

 今後のまちづくりに必要な都市機能の集約や、地域経済の活性化に向けた企業の立地動向、コンパクト化を進める中で将来の土地利用実態に変化が見込まれる箇所については、周辺環境との調和に留意しながら用途地域の見直しを検討します。

 下図は、都市計画マスタープランで定める主要な施策に加えて、立地適正化計画で定める誘導施策を示したものです。両計画を一体的に進めることによって、計画の実効性を高めてまいります。

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全体構想の詳しい内容は、下記よりご覧ください。

全体構想 [PDFファイル/7.12MB]

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