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コンパクト化の目的は、町民の皆様にとって、美幌町が「住みやすいまちであり続ける」ことです。
目的の実現のため、下記の目標値を設定し、定期的な検証を行うこととします。
立地適正化計画で定めた居住誘導区域内においては、人口が今後も減少していくことは避けられないものと判断し、現実的な目標として人口密度の低下を抑制する観点から、現在の実質的な用途地域内の人口密度を算定し、居住誘導区域においてはこの密度を維持していくことを目標します。
※令和2年度の市街地の人口密度が、24.7人/ヘクタールであり、維持することを目標値とするもの
令和4(2022)年に実施した「美幌町まちづくりアンケート調査」における町民の意向を踏まえ、都市機能施設の誘導方針である「都市機能集積拠点と利便性の高い生活機能集積拠点」、「すべての人が暮らしやすい生活拠点」を形成する観点から、目標値を設定することとします。
「美幌町まちづくりアンケート調査」結果のうち、美幌町の中心地域のイメージとしての「日常生活に必要な店舗などの商業施設が集まっている地域」、「医療や福祉などの施設が集まっている地域」や、今後特に力を入れてほしい取組である「日常生活に必要な買物環境・サービス機能の確保」、「医療・福祉サービスなどの充実」、「子育て、子どもの教育環境の充実」に鑑み、都市機能誘導施設の設定方針のうち、“誘導”を位置付けている『商業機能』、『医療機能』、『保育・子育て機能』を目標値に係る施設として設定します。なお、目標値が同数となっているのは、目標年までに人口減少は避けられないことから、この間の施設の撤退が一定数予測されるものの、官民連携した各種施策を実行することにより、数値としては維持することを目標とするものです。