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美幌町では、令和4年4月から「美幌循環線」を見直し、主に市街地の南側を運行する「美幌駅旭小学校線」と主に市街地の北側を運行する「美幌駅循環線」の2系統に見直しすることで、路線バスの運行区域を拡大しました。
路線バスの運賃は、大人150円、小人80円となり以前と比べ価格が上がりましたが、運行時間の延長と運行区域の拡大により、利便性が向上しました。
※新しく運行区域に加わった地域・バス停
「東町」「美芳」「田中医院」「工藤医院」「南町東」「青葉2丁目」「緑の苑」「報徳陽光台」など
令和4年4月の見直しから半年が経過し、運行状況を検証するとともに利用者の皆様からいただいたご意見を踏まえて、さらなる利便性の向上のため、見直しをしました。
美幌駅循環線と美幌駅旭小学校線の路線は、時刻表と運行ルートを見直します。
また、主に高校生が利用する「朝1便」と「17時以降」の美幌駅循環線と美幌駅旭小学校線の運行を取りやめ、新たに「登下校線」を新設します。さらに美幌高校線を延長することで、美幌高校への通学が便利になりました。
路線バスの見直しから2年が経過したため、各路線の利用状況の検証を行い、近年の運転手不足等の状況に対応するため、利用の少ない「登下校線」の減便と安定運行のための時刻表の見直しを行いました。
美幌町では、令和4年4月の路線バス見直しとあわせて、新たにデマンド型の申込バス(愛称「もーびー」)の運行を開始しました。申込バスとは、その名のとおり乗車する時に「申込み」が必要で、あらかじめ、乗るバス停と降りるバス停を連絡して利用するバスです。(バス停で待っているだけでは、乗車することができません。)
申込バスの車両は、定員8名と小型ですが、乗降するバス停間をダイレクトで運行するため、移動時間の短縮と運行の効率化を図ることができます。また、大型バスの車両では運行できなかった地域も運行可能となり、運行区域が拡大します。
乗降できるバス停は、路線バスの「美幌駅循環線」「美幌駅旭小学校線」「登下校線」「美幌高校線」の全バス停(両車線にバス停がある場合はどちらか一方の車線のみ)と「北見・美幌・津別線」の美禽入口バス停から美富35線バス停の10ヶ所、申込バス「もーびー」専用のバス停30ヶ所を合わせた全108ヶ所のバス停です。
運行時間は、路線バスの利用が比較的少ない時間帯(10時~15時)です。