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コンパクトなまちづくり計画の町民説明会の開催結果をお知らせします

ページID:0009126 更新日:2025年2月12日更新 印刷ページ表示

 まちでは、将来の人口減少や空き家問題、集中豪雨による災害の激甚化などを見据えたコンパクトなまちづくり計画(将来の美幌町のあるべき地図)を策定しています。(都市計画マスタープランと立地適正化計画)この計画は、都市計画審議会など、広く意見を聴きながら計画の完成を目指すため、これまでの経過や将来像などをご説明させていただきました。このページでは、その概要を報告させていただきます。

美幌町全景(春)

開催日時

 令和7年2月5日(水曜日)午後6時30分~午後7時30分

開催場所

 美幌町役場 第1会議室

参加人数

 29人(報道含む)

説明の概要

今後の人口減少と少子高齢化を見据え、美幌町が皆様にとって住みやすい、住み続けたいまちであるために、市街地の更なるコンパクト化を目指す必要があり、現在の都市計画マスタープランの見直しと新たに立地適正化計画を策定することになりました。(令和4年度から策定業務に着手)​
目的

美幌町はこれまでの間、市街地は2倍以上に広がった一方で、人口は7,000人程度減少し、空き家が多く発生し、市街地のスポンジ化が進行しています。
これまで

コンパクト化の具体的な方法は、(1)将来の地図を描くこと (2)将来の地図へ集めていく(様々な施策の実施)です。​
方法1

まちの将来の地図として、2種類の区域を設定しました。
医療や福祉施設、商業施設などの生活に必要な施設を集める区域である都市機能誘導区域と、人口減少社会においても人口密度を維持して、居住者の生活利便性を高めるために住まいを集める区域である居住誘導区域です。区域の考え方は、公共施設や商業施設などの施設からの距離や洪水などの災害リスクを総合的に判断しました。

将来の地図

大きく2つの方法で、将来の地図に向けて集めていきます。1つ目は、土地・建物の利用ルールを変更していきます。2つ名は、施設の整備や現行制度の見直しを進めます。​

方法2

コンパクト化に向けた目標では、将来の地図である居住誘導区域内では、現在の市街地の人口密度を維持し、生活に必要な商業施設などについては、小型化したとしても現在の施設数を維持していく考えです。
目標

説明資料と説明動画(上記の詳細版になります)

説明資料

コンパクトなまちづくり計画説明会資料 [PDFファイル/2.5MB]

説明動画

ご意見やご質問

計画策定に至った経緯

質問

 美幌町の都市計画策定はいつ行われたか。
 過去は旧市街地に人口が集中していたが、例えば当時郊外地であった美富や稲美に公営住宅を建設したことや、現状のとおり市街地が拡大したのは、町の都市計画の施策によるものなのか。

回答

 都市計画区域としては昭和15年、用途地域の色分けが行われたのは昭和43年となる。下図は昭和43年の都市計画図で、せせらぎ公園より西側で市街地が形成されている。当時は人口増加を見込み、稲美地域などを住居地域としたため、広がるべくして現在に至る。後の人口減少フェーズで計画の見直しが不十分、かつ制度上の限界もあったが、新たに立地適正化計画により、コンパクト化を図る方針。

(昭和43年の都市計画図)
昭和43年都市計画図

まちづくりと基幹産業

質問

 人口減少に見合ったまちづくりを構想していくことは良い。美幌町は、元町地域から町が始まり、国道に沿って新町まで発展し、すごくにぎやかになった。新町は拡張工事も行われたが、現在は閑散としている。
 美幌町にとって、こういう計画も大事だが、基幹産業である農業の担い手不足や日甜の将来を懸念している。国道3本が重なる強みも、高規格道路整備により通過型の町へ変化を招いており、この計画だけでは不十分と考える。

回答

 美幌町では、部門ごとに観光振興革新戦略ビジョン農業振興計画を持っている。横断的な計画を通じて、全体的なまちづくりを進めたい。稲美の工業地域は、周辺市町から集荷と、輸送手段がJRからトラックやフェリーへシフトしていることから優位性が高く、物流面を生かした工業地の検討を計画に記載。また、買い物環境と空き家の関係では、スーパーの大型化により、徒歩圏から外れた地域に空き家が発生している傾向から、今後の施設整備では、民間事業者との連携も十分踏まえた施設整備を検討したい。

(稲美工業用地の位置付け(計画書抜粋))

 稲美工業地域

コンパクト化の方法

質問

 居住誘導区域への誘導策の具体案はどのようなものが想定されるか。

回答

 拠点の魅力化と誘導策の組み合わせになる。拠点の魅力化は、施設整備のほか、土地利用ルールの変更による企業誘致などが挙げられる。誘導策は、住宅リフォームや空き家対策などの既存制度を区域内外で、傾斜化を図るなどの制度見直しなどが挙げられる。20年計画であり、長期的な視点をもって取り組んでいく考え。

(先導的な役割を担う取組み(計画書抜粋))
先導的な役割を担う取組み

コンパクト化の目標

質問

 現在の誘導地域内の人口と、将来の人口予測、集積度合いはどう把握しているか。

回答

現在の居住誘導区域内の人口は11,254人、人口密度は36.1人/ヘクタールに対し、令和26年度人口は6,980人、人口密度は22.4人/ヘクタールと見込む。
将来目標値は、現在の市街地の人口密度である約25人/ヘクタールとして、7,795人となる。差し引きは815人で、さまざまな施策を織り交ぜ誘導していく計画。

(計画の目標値)
目標値

 

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