本文
令和7年度第6回美幌町義務教育学校開校検討委員会を開催しましたので、結果をお知らせします。
(要点記録)第6回美幌町義務教育学校開校検討委員会会議録
資料番号1~2に基づき事務局から説明しました。
《要点》
下記質疑等に記載されているページ表記は、(資料番号2)美幌町義務教育学校基本構想(素案) をご覧ください。
24ページの配置イメージを見ると、どちらもかしわの木を全て残した図になっている。ということは、事務局として全て残す考えでこの図を載せたということか。かしわの木については、2回ほど議論して、積極的に切りたいと思う人はおらず、学校を整備する上でどうしても支障になるのであれば切る、残せるのであれば残すという話をしたと思うが、このような図の載せ方だとかしわの木は切れない、という方向へ誘導してしまうではないか。
→《事務局》通常の基本構想では、配置イメージまでは載せていないが、この委員会の中で時間をかけてかしわの木と学校の配置について議論してきたことを踏まえ、掲載させていただいた。
今後の流れとしては、パブリックコメントや町民説明会でご意見をいただきながら基本構想を決定し、来年度の基本設計の中で様々な配置のパターンを示した上で、最終的にはしっかりと町民の皆様に説明をして配置を決定していくことになる。
→《委員から質問》基本設計を決定する権限はこの委員会にあるのか
→《事務局》開校検討委員会は基本構想の策定を目指す位置づけとなっており、今年度限りのものと考えている。基本設計については、来年度設置する予定の開校準備委員会の中で協議・決定する。場合によっては、開校検討委員会の委員の皆様にも入っていただくことになるかもしれないが、詳細はまだ決まっていない。
前回の会議で配置イメージが何パターンか出ていたが、それらを踏まえてこの2パターンに絞ったということか。
→《事務局》今回の配置イメージはあくまでも例であるため、この2つに絞ったわけではない。具体的には先ほどお伝えしたとおり、来年度の基本設計の中で決定する。ただ、このように配置イメージを載せると、これに引っ張られてしまう可能性があるのも事実であり、掲載方法について再度検討させていただきたい。
20ページの概算事業費について、町の負担とか補助金についてはまだ何もわかっていないのか。
→《事務局》21ページに財源について記載しているが、まず文科省の補助金がある。補助割合の基本は55%となっているものの、補助対象・対象外の精査があるため、実質的な交付額は事業費の4割とか3割まで落ちてしまうとの話も聞いている。補助金の残りの部分は過疎債を想定しており、もし活用ができた場合には7割が交付税として国から補てんされるため、実質的な町の負担は3割となる。
20ページに既存校舎の解体についての記述があるが、個人的には東陽小学校を残し、マナセンやコミセンの集約化を検討しても良いのではないかと思う。市街地にあって高齢者などが利用しやすく、元は学校施設のためスポーツもできるし、各教室で色々な活動もできると思う。
1ページの小中一貫教育推進の背景に「不登校児童生徒の増加、特別支援学級の児童生徒の増加等の課題も見られます」とあるが、美幌町も同じ状況なのか。
→《事務局》毎年、不登校や特別支援学級の実態は把握しており、同様の傾向にある。不登校に関しては、コロナを契機に日常生活が昼夜逆転し、学校に戻れなくなったなどの要因があり、美幌町に限らず全国的に増えてきている状況である。
→《事務局》ご意見としてお預かりするが、答えられる範囲としてオンライン連携・授業については今の学校の環境でも実現できる。
義務教育学校のメリットとして小学校と中学校の乗り入れ授業や教科担任制の小学校高学年への導入、これまで視察した学校でも見受けられた縦割り活動といったものが挙げられる。
昨年策定した小中一貫教育推進ビジョンの中には縦割り活動などの細かい部分も盛り込んでいる。ビジョンの内容とうまくリンクできるよう基本構想の見せ方について検討したいと思う。
特別教室については基本設計の中で具体的に考えていくが、学校図書館は様々な活動がそこでできるような広い空間として新しく作り直す方向で考えている。
特別教室について、例えば理科室が後期課程では1室となっているが、後期課程だと理科の授業時数が33時間あって、これを全クラスで一つの理科室でやるのは難しく、大体多くの学校では第1理科室、第2理科室というのを設けている。技術室も木工室と金工室というのがあって、木工の授業をやるとすごく木くずが飛んだりして他のクラスの授業に影響が出る。家庭科室も調理室と被服室というのが完全に分かれていて、同時に授業をすることもある。中学校の状況を踏まえると、そこの室を増やした方がうまく回せるのかなと思う。
また、目指す子供像などビジョンから載せている部分がわかりにくいという話もあったが、やはりもっと端的に示した方が良いのかなと思っている。6ページに「未来に向かって創造的に考え主体的に行動する子供」と書いているが、ここを「主体性」とか端的に示した方が多くの町民に伝わるのではないかと思う。
→《事務局》教室数の部分は決定ではなく、あくまで目安としている数である。今、各学校にも意見を集約しているため、今後詰めていきたい。
→《事務局》昨年のビジョンの流れでいくと、基本構想案が完成後、パブリックコメントや町民説明会などを実施し、総合教育会議という場で町長と教育委員の意見交換も行う。その後、最終的には教育委員会定例会の中で決定する形になると思う。
20ページの既存校舎の解体の記述について、有効活用についての意見もあったので、削ってしまっても良いのでは。この表現だと解体する方向で考えていると捉えられてしまうのでは。
既存校舎の解体や配置イメージの部分は、ご意見のあったとおり誤解を招く恐れもあることから、表現について改めて考えさせていただきたい。
また、義務教育学校を作る上での目玉やメリット、魅力についても伝わりづらい部分があったと思うので、少し時間をいただいてどのように落とし込んでいくか考えたい。
この会議の進め方については、事務局としての考えをお伝えして、委員の皆様からご意見をいただいてゴールに向かって進めていけばよかったのかもしれないが、何度かグループで忌憚のない意見をいただいて少しずつ形を作っていくというやり方を取った。これが良かったのか反省点もある。
ただ、皆様と考えが一緒なのは、子供たちがしっかり学んで成長するためのより良い学校を作りたいということ。町民みんなの学校を作る、美幌町の一つの学校をみんなで作るということで、その機運を高めていきたいと思っている。
これから町民説明会などを実施していくことになるが、その前にこの開校検討委員会の委員の皆様にご理解いただけるような基本構想でなければ、当然町民の皆様の理解も得られないものと思っている。そういった意味では、今日のご意見をしっかりと受け止めて、教育委員会全体で知恵を絞って、次回の会議でしっかりとご説明できるよう準備したいと思っている。
【議案】
【説明資料】