令和7年度第5回美幌町義務教育学校開校検討委員会を開催しましたので、結果をお知らせします。
開催結果概要
1 配置検討図・義務教育学校基本構想(素案)の説明
説明資料1~2に基づき事務局が説明しました。
《要点》
- 資料をもとに配置検討図を2案説明(あくまで規模感を掴むため/基本構想の段階では具体的な配置は決定しない)
- I案:既存校舎の北側+南東側に増築
II案:既存校舎の北側+南東側に樹木をかわして増築(2・3階で接続)
→詳細は(資料番号1)配置検討図をご覧ください
2 グループワーク「新しい学校の配置イメージについて」
グループA
- かしわの木 No.3・4・8 は、安全のため伐採はやむを得ないのではないか。
- かしわの木 No.1・2 は、劣化具合により伐採もやむを得ない。
- 南東側に増築すると廊下、通路が長くなる。
- 北側校舎の屋根の改修は可能なのか。
- 南東側に広く増築できるのであれば、かしわの木 No.1・2 を伐採するのもやむを得ない。
- 東側に駐車場を増設しては。
- グラウンド南側に駐車場を移転しては。
- イベントや行事の際は、町の各施設を活用できるので駐車場面積は足りる。
- かしわの木 No.5・6・7・9 は保存で良い。
- 遊具の配置場所は、グラウンド南側では遠くなる。
- かしわの木をもし伐採する場合には、ご神木としての供養はした方が良い。
- 南東側に増築する場合、教室をうまく増やせるのか。
- 南東側に教室を増やした場合、廊下の取り方などが難しいのではないか。
グループB
- II案を基本にかしわの木を切って、柔軟性を持つ案が良い。通路は確保する。かしわの木 No.5~9 については、残せるのであれば残しては。
- どちらが子供たちの教育環境にとって良いかでの判断になるのでは。
- 教室を広めに設計したいと考えた時にどのような配置が良いかが判断基準となる。
- かしわの木を残したことによって子供たちの教育環境が壊されることだけはしたくない。教育環境を優先したい。
- 北側の増築校舎もデッドゾーンができてしまうので、渡り廊下を2本作るのが良いのでは。
- 両側からの通路を確保した方がいい。
- かしわの木がある事で制限がかかっている。
- サブアリーナの配置がどうなるのかは示されていないので、どういった形になるのかも気になる。
- 一体型で同じ空間で活動するのが良いという提案があったが、1回目の会議でサブアリーナを作ると言っていた。北中の体育館はどうなるのか。
- 今の子供たちの人数で令和13年度の人数を試算しているが、実際はもっと減るのではないか。その場合はサブアリーナが必要になるのか。もっと有効な使い方はないか。
- 北側の増築校舎を1階建てにしたのは良いアイディアだと思う。
- 既存の1階部分を解体して3階建ての校舎を建てる方が、かしわの木も残る案としてあり。
- II案としながら、かしわの木は切っても良いのでは。他にもかしわの木があるので、絶対に残さないとはならないのでは。
- 地域の人にも開放する場にかしわの木があって、何かを決めるのに、かしわの木が支障になっては良くないのでは。
- 老木もいつまで耐えられるかわからない。
- 安全面を考えたときに、通路が一方通行しかないというのは避けたい。
- 複雑にすると除雪がしづらい。
グループC
- 今回の資料では、増築する校舎の規模や配置、そこに何学年が入るものなのかわからない。しかし、歪な形状の校舎を建てると、非常に使い勝手が悪いため支障となるのであれば切るべき。また、かしわの木があることで日陰を気にするのであれば切ってしまった方が良い。
- 校舎の増築により近隣の建物の日影を気にするのであれば、そもそも全体を3・4 階建てに整備したほうが良い。
- 毎回かしわの木の話をしている。増築する校舎を配置し、その結果残せたから残したで良いのでないか。増築する校舎は、教室やサブアリーナなどもあるため、使い勝手の良い配置や規模にした方が良い。
- 前回同様、美幌小学校敷地で義務教育学校を整備するとしているので、それを第一にして支障があるのであれば切れば良い。
- 増築する校舎の配置を検討して、どうしても切らなければならないのであれば切れば良い。
- 増築する校舎の規模を決めその配置でかしわの木の扱いを決めれば良い。かしわの木のことばかり気にする必要もないのではないか。
- ここで義務教育学校を作るため、まずはそこが最優先である。学校を作るにあたって支障のあるものは切れば良い。
- II案のように東西両側に通路はあったほうが良い。児童生徒数の減少など様々な理由で施設の用途が変わった際、出入り可能な通路が複数あったほうが使いやすい。
- かしわの木 No.1・2 は支障があるのであれば切ったほうが良い。他の木も切って最低限であれば良い。地元で育っていないので、かしわの木に対してそこまで思い入れはない
グループD
- かしわの木について、大人世代は思い入れがあるが、次世代の子供たちからすると関係ないのでは。歴史の伝え方を考えれば良いのでは。
- 北側の増築校舎は、生徒の一体感が薄くなってしまうため配慮が必要(疎外感を感じる)。家庭科室や理科室などの特別教室を主とするべき。
- かしわの木 No.5~9 の空きスペースの活用方法の検討が必要。遊歩道や完全な芝生にする、憩いの場(ベンチ)、畑(日照的に難しいかも)、ツリーハウスなど。
- かしわの木 No.3・4 を伐採し、職員駐車場にするのはどうか。
- 今と同じように東西に入口があることは良い点だと思う。防災面でも有利。
- 文化財とともに成長するというのはとても良いことだと思うが、図面を見る限り課題が多いと感じる。
- II案の東側の増築部分は既存校舎から少し離れているが、南東側と同じようにくっつけてしまっては。
- II案をアレンジしてかしわの木をコの字で囲むように建設することはできないのか。
- ふるさと教育を考えると木は残すべきでは。
- かしわの木は安全面(倒木の恐れ)に配慮することが必要。安全面が担保できるのであれば残すべき。
- かしわの木が「生きて残っている」ということに意味があると思う。
その他意見等
- かしわの木については、ふるさと教育や郷土愛の観点があると思うが、これらは物を見るというよりもそれを誰が語り、どんな思いで伝えるという「人」が必ず介在して身に付くものだと思う。かしわの木が残っているから郷土愛につながるものではなく、かしわの木に対してのストーリーを誰かが語るから将来に残るものである。
元々はかしわの木を残す意見だったが、アイデアを出していく中でかしわの木があることによって制限がかかり、残す理由が郷土愛というのであれば、それは人が介在するものなので議論の対象にはならないのかなと思っている。
- I案では南東側の建物が恐らく町民会館くらいの大きさになり、どうやっても普通の学校として使いづらい形になると思う。II案のかしわの木を活かす配置に賛成している方がいたが、かしわの木No.2の右側の細い部分について、両側が部屋で真ん中に廊下という一般的な形になると思うが、その形のいびつさからそもそも成立しないのかなと思っている。ピンクの増築ゾーンは学校の形ではなく、建設可能な敷地の形を表しているものなので。
かしわの木を積極的に切りたいと思っている人はいないのではないかと思っていて、積極的に切りたいという人がいないのであれば、設計会社にかしわの木をなるべく残す形でまずは検討してみてくださいと言うことが必要だと思う。その上で支障が出るというのであれば、議論する余地があるのかなと思っている。
教育長から意見交換内容についての総括
今ご意見があったとおり、かしわの木を積極的に切りたいという方は恐らくいら っしゃらないと思う。不確かな要素が多く、かしわの木が支障になるのかどうかの 判断材料がまだまだ足りていない中で結論が出せないのはそのとおりである。
基本構想の段階で結論を出すのが難しいようであれば、来年度予定している基本設計の中で施設の規模やそれに見合った学校の配置を検討していくこととなる。かしわの木の取扱いに関してどのような表現で基本構想に登載するべきかは、次回の会議までに事務局で考えてみたいと思っている。
また、今回説明した基本構想素案の中には未確定な部分が何か所かあるが、その部分も埋めた上で次回の会議で委員の皆様に提案できればと思っている。
かしわの木は町民共有の財産であり、平成11年に文化財に指定し、それをきっかけに後世に歴史を残すために一定の投資をし、ふるさと納税を活用したりもしている。この貴重な財産を可能な限り残していきたいと思っているが、それに固執するあまり子供たちの未来のために支障が生じるということが明らかになれば、その時はしっかりと判断した上で町民の皆様にお示ししなければならないと思っている。
皆様の様々なご意見を踏まえて、教育委員会としての考え方を打ち出していけたらと思っている。
会議概要
- 日時 令和7年10月2日(木曜日)午後6時05分~午後7時35分
- 場所 しゃきっとプラザ1階 集団健診ホール
内容
- 開会
- 議事
(1)美幌町義務教育学校基本構想(素案)について
- 意見交換
(1)グループワーク
(2)全体発表
- その他
- 閉会
【議案】
【説明資料】
【その他】
(記録用紙)第5回開校検討委員会グループワーク
関連ページ
<外部リンク>
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